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勝手にしやがれHeyしすたー

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啓介あにぃ


   サーカディアというゲームがあった。
   魅力的なキャラ満載なゲームだったんだけど、私はそのうちの一人のキャラに
   えらくはまってたのである。



啓介あにぃ




   まあ、どんなゲームかを、ざっと説明しないとわけわかんないと思うので。
   (それ以前にゲームに全く興味ない人には、読んでもあれな文章でしょうが。
   もしよろしかったら読んでみて)

   PSで、確かちゃりこが産まれる前にやってたから、随分古ゲーであります。
   私の記憶も相当あやしいし、説明に難しいんだけど、プレイヤーは主人公である
   超能力者、片山弘樹になり、
   (超能力者には見えるんだけど、普通の人には見えない)ナイトメアという
   モンスターと、自分と同じ超能力者の仲間たちを集めながら、一緒に戦うという・・・

   アドベンチャーというかシュミレーションというか、そんなゲーム。


   一応近未来という設定で、弘樹は高校生、仲間たちも同じ高校生が多い。
   物語は、叔父さんの仕事の都合で、ブルージェネシスという計画都市の高校に
   転校してくるところから始まる。

   で、この叔父さん(名前は茂)が傑作というか、おもしろすぎるキャラクターで、
   弘樹との掛け合いは、(笑い)涙なしには聞けない。本とおかしい。
   叔父さんは、超マイナーなあやしい雑誌、月刊「うむ」(笑)の編集者なのであるが、
   実は科学庁が、必死で一般人から隠そうとしている、ナイトメアの存在を暴こうと
   しているのだ。


   舞台の一つとなる弘樹の高校、アカデミア学院は、普通科・物理学科・スポーツ科
   ・史学科・医学科・音楽科などあり(そこまでやるなら美術科作ってくれいと思った)
   それが、個性豊かなキャラクターを産むことになったのかも。
   仲間に出来るキャラの数は14人。(男女7人づつ)高校生だけじゃなく、担任の美人
   な先生とか、初等科のちびっこもいる。

   で、表題にもなってる「啓介あにぃ」というのは、茂叔父さんと組んでいるカメラマン。
   本名「五十嵐啓介」
   問題のナイトメアが見える(見えるから特殊カメラで写せる)超能力者である。

   グラサンかけてて一見クール。
   んでも技の属性は炎。燃える漢だっっ!!
   好きなものは酒とタバコ。嫌いなものは甘いもの。
   25歳なので、自分よか全然若いけど、ゲームやってるときは高校生だからな。(笑)
   いいのだ。兄ぃって感じなのだ。


   兄ぃ、実は元刑事。
   そのときに相棒である先輩刑事が、ナイトメアにのっとられ(寄生されるとも言う。
   洗脳されたような状態と思ってください)、自分の手で殺さざるをえなかった・・・。
   刑事を退職し、その相棒の妹でもある、自分の恋人とも別れてしまう。

   おおおおおおおお思いっきり暗い過去だっ!
   その元恋人が、弘樹の担任である、美人の沙夜香先生というドラマチックな展開だっっ。

   さてさて。
   ゲーム中、校門で兄ぃと沙夜香先生にはちあわせするイベントがある。
   沙夜香先生が足をくじいてしまい、そこに兄ぃが来るので「車で先生を送っていって」と
   言うのだが、先生は「こんなやつの車に乗るくらいなら、這ってでもいった方がマシ」
   などと、これまたキツイことをいい、兄ぃのほうも、ふんとなって、
   「弘樹くん、一緒に帰ろうぜ」となるのだ。

   ゲームだから、どっちを選んでも、あっちが上がれば(つまり友好度というやつが)
   こっちが下がるとなるわけ。
   が、兄ぃと帰れば、先生の友好度が下がるのは分かるが、(怪我をした女性をほっておく
   のは男として、いや、人間としてもだめだろう)
   逆を選んで、なぜ兄ぃの友好度が下がるのか?

   「先生を送っていきます」と言うと、「そうしてやってくれ。頼むよ弘樹くん」って返事
   だしさ。

   それは、先生を送っていけば判明する。
   先生は手料理をご馳走してくれ、その時に酔っ払って、兄ぃとの過去を語って泣きながら
   眠ってしまい、ベッドに運んであげることになる。

   で、家に帰ると、茂叔父さんに用事で兄ぃが来てて、帰り際、

   「あれ、弘樹くん、いい匂いがするね・・・」
   「・・・・・・」
   「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

   「あいつ、まだあの香水、使ってたのか・・・・・・・・・・・・・・・・・」
   「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

   それはそれは、おっっかない顔をするんだじょおおおおおおお。
   (ちなみに香水は、昔兄ぃがプレゼントしたもの。らしい)

   こ、これがっ友好度の下がる瞬間かああっ!!!

   その後にっこり笑って「じゃあおやすみ、弘樹くん」ってのが、また怖いんだよおおお。

   だいたい兄ぃというやつは、エンディング前の友好度調整のため、朝会ったとき
   「僕急いでますから。一人で行きます」ってふんっって態度とっても、
   「あれ、ご機嫌斜めだな」って笑ってるようなやつなのに、この瞬間だけはめちゃめちゃ
   怖いのさ。

   高校生相手に、なーにをむきになってるのさ。兄ぃ。
   いや嫉妬深いのは、ポイント高いけど。


   ちなみに炎の属性を持つ兄ぃの攻撃力は、めちゃめちゃ高く、技もそれはそれはかっこいい
   のだが、

   きゃああああああ啓介あにぃぃぃ!!!!しびれるううううううう!!!!

   みかけによらず、防御力がからきし。
   このゲームでは所謂HPがPPになっていて、技を使うときもこのPPを消費し、全体攻撃の
   ような大技はかなーり消費するってのもあって、調子に乗ってるとあっちゅう間に

   「うわああああっ」

   と、戦闘不能状態。

   実はよわよわな兄ぃ。
   攻撃すると、ナイトメアからPPを吸い取る能力を持つ、沙夜香姉御のが、強いかも。
   ああ兄ぃにはシールド張って、守ってあげるしか・・・。


   (03・12・14) 


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